成長した観葉植物を大きい鉢に植え替えたいけどやり方がわからない。
観葉植物に水やりしても土に染み込むのが遅いし葉も枯れている。
という悩みを解決します。
自宅やオフィスのインテリアとして観葉植物があると、それだけで雰囲気も変わって良いですよね。
育てるのにあまり手間が掛からないのも観葉植物の良いところですが、植物の成長のために定期的に植え替えをする必要があります。
この記事では、初心者でも簡単にできる観葉植物の植え替えの手順を写真付きでわかりやすく紹介します。
観葉植物の植え替えのタイミング
![観葉植物の植え替えのタイミング](https://satorunoblog.com/wp-content/uploads/2021/09/アイキャッチs-1024x538.jpg)
観葉植物の植え替えは少なくとも1~2年に1回は行うのが適切とされています。
他にもどのタイミングで植え替えれば良いのかを確認しましょう。
- 植木鉢の底穴から根がハミ出ている
- 水やりをした際に土への染み込みが悪い
- 適度に水やりをしているのに根元の葉が枯れてしまう
- 観葉植物のバランスが悪く植木鉢が倒れやすい
- 2~3年の間で一度も植え替えをしていない
上記に一つでも当てはまるようであれば、植え替えのタイミングと言って良いでしょう。
観葉植物の植え替えで準備するもの
観葉植物の植え替えでは下記のものが必要になりますので、あらかじめ準備しておきましょう。
どれもホームセンターや100均ショップでも揃えることができます。
観葉植物の植え替えが初めてという方は、下記の商品が初心者にも安くておすすめです。
※新しい植木鉢はサイズをしっかり確認してから購入しましょう!
![](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/wiselife/cabinet/protleaf/4535885245650.jpg?_ex=128x128)
![](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/union5255/cabinet/imgsrc0/d914/d9142/b06xdmf9g9.jpg?_ex=128x128)
![](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/edenki/cabinet/fujiwara6/ed2996702.jpg?_ex=128x128)
![](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/edenki/cabinet/fujiwara6/ed2996718.jpg?_ex=128x128)
観葉植物の植え替えの手順
観葉植物の植え替えは下記の手順で行います。
- 水やりを控えて土を乾燥させる(7日ほど)
- 鉢から苗を抜き取り、根に着いた土を落とす
- 新しい鉢に鉢底石を敷く
- 観葉植物用培養土を1/3~1/2ほど入れる
- 苗を鉢の中心に仮置きし、土を入れて固定する
- たっぷりと水やりをする
- 植え替え完了
それぞれの手順について詳しく説明していきます。
今回は僕の家にあるモンステラの植え替えを例に紹介します。
1.水やりを控えて土を乾燥させる(7日ほど)
![水やりを控えて土を乾燥させる(7日ほど)](https://satorunoblog.com/wp-content/uploads/2021/09/観葉植物_01.jpg)
植え替えの日程を決めたら、7日ほど前から水やりを控えて土を乾燥させます。
土が乾燥している方が、鉢から苗を抜き取りやすくなり植え替え作業がスムーズになるためです。
※写真でもわかるように、鉢が狭くて成長した根が飛び出してしまってます。
2.鉢から苗を抜き取り、根に着いた土を落とす
作業を始める前に、地面を汚したくない場合は新聞紙やビニールシートを敷いておきましょう。
![鉢から苗を抜き取り、根に着いた土を落とす](https://satorunoblog.com/wp-content/uploads/2021/09/2.jpg)
観葉植物を傷つけないよう、なるべく株元を持って鉢から苗を引き抜きます。
なかなか抜けない場合は、プラスチック鉢であれば外側を揉んで土をほぐせば苗が抜けやすくなります。
このときに、根に着いた土を手でほぐして1/3ほど落とします。
あまり無理に落とそうとすると根が切れてしまうので注意です。
また痛んでしまった根や、黒ずんだりしている根はハサミで切り落とします。
3.新しい鉢に鉢底石を敷く
![新しい鉢に鉢底石を敷く](https://satorunoblog.com/wp-content/uploads/2021/09/1.jpg)
新しい鉢に鉢底石を敷きます。
僕が今回使用した小さな鉢底石はネット入り分包タイプでしたので、そのまま敷いて問題ありません。(でもサイズが小さかった。。。)
底石をそのまま入れる場合は、鉢底にネットを敷いてから、その上に鉢底石を入れます。(目安は鉢の深さの1/5程度)
鉢底石を入れることで水はけが良くなり、土が鉢の下から流れるのを防ぎます。
4.観葉植物用培養土を1/3~1/2ほど入れる
![観葉植物用培養土を1/3~1/2ほど入れる](https://satorunoblog.com/wp-content/uploads/2021/09/3.jpg)
鉢に観葉植物用培養土を入れます。(目安は鉢の深さの1/3~1/2程度)
この上から苗を設置するので、この段階で土を入れすぎないように注意しましょう。
5.苗を鉢の中心に仮置きし、土を入れて固定する
![苗を鉢の中心に仮置きし、土を入れて固定する](https://satorunoblog.com/wp-content/uploads/2021/09/4.jpg)
苗を鉢の中心に仮置きし、周りに土を入れて固定します。
苗の向きや傾きを調整しながら土を入れましょう。
苗の根が細かいと隙間に土が入り辛いので、鉢を軽く叩いたり、細い棒(割り箸でも可)で土の表面を突きながら入れると、根の隙間まで土が入り苗をしっかり固定することができます。
6.たっぷりと水やりをする
![たっぷりと水やりをする](https://satorunoblog.com/wp-content/uploads/2021/09/5.jpg)
土を入れ終わったら、たっぷりと水やりをします。
土全体に水が染み込むように、まんべんなくあげましょう。
僕が今回使用した観葉植物用培養土は土の色で乾燥しているかどうか判断できるので、水やりのタイミングがわかりやすくておすすめです。
※ウチにはジョウロが無かったのでヤカンで水やりしてますw
7.植え替え完了
![植え替え完了](https://satorunoblog.com/wp-content/uploads/2021/09/6.jpg)
水がしっかりはけたら植え替え完了です。
観葉植物を室内に設置する場合は、鉢皿を敷きましょう。
水栽培から鉢への植え替えも可能
![水栽培からの植え替えも可能](https://satorunoblog.com/wp-content/uploads/2021/10/アイキャッチ-1024x538.jpg)
水栽培から植木鉢への植え替えも、基本的には上記と同じ手順で可能です。
僕はドラセナを水栽培してましたが、水栽培を続けるには大きく成長しすぎたので、植木鉢への植え替えをしました。
植え替えの手順としては、上記の手順3から行っていきます。
まとめ:観葉植物の植え替えは初心者でも簡単
![観葉植物の植え替えは初心者でも簡単](https://satorunoblog.com/wp-content/uploads/2021/09/アイキャッチ-37-1024x538.jpg)
初心者でも簡単にできる観葉植物の植え替えの手順を写真付きでわかりやすく紹介しました。
今回紹介したモンステラの植え替え作業の時点では、僕自身が植え替え初めてでしたし、面倒くさがっていたのですが、いざやってみると思ったより簡単でしたし意外と楽しいです。
そして何より、観葉植物への愛着が増します。
観葉植物の成長のためにも、定期的な植え替えにチャレンジしてみましょう。
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