面倒な仕事を前向きに取り組むことができない。
やりたくないことを後回しにしてしまい後になって困ることが多い。
という悩みを解決します。
仕事もプライベートも、めんどくさいことは後回しにしがちですよね。
難しいタスク、クレーム気質なお客様の対応、ミスした後の上司への報告、サボりがちな家事、夏休みの宿題など。。。
ただめんどくさがって後回しにしていても、やらなくて済むことはほとんどありません、遅かれ早かれいつかやらないといけないのです。
この記事では、めんどくさいことを後回しにしない考え方「バッファロー理論」を紹介します。
「バッファロー理論」とは
「バッファロー理論」は動物のバッファローが元になっています。
バッファロー(アメリカバイソン)とはウシ科バイソン属に分類される動物で、普段は仲間同士で大規模な群れを形成して移動します。
そんなバッファローは前方に雨雲を発見すると、雨雲から逃げずに突進するという習性があります。
雨雲に向かっていくことで、逃げるよりも雨に濡れる時間を短くできるというわけです。
つまり「バッファロー理論」とは、めんどくさいことを後回しにせずに、自ら率先して取り組むことで苦しむ時間を最短にするという考え方です。
特に仕事の場面では、めんどくさいことを後回しにすると状況はどんどん悪くなることがほとんどですので、結果的に長い時間苦しむことになります。
どのみちやらないといけないのであれば、さっさと片付けてしまった方が気がラクですよね。
世の中の大事なことはたいてい面倒臭い
「バッファロー理論」に関連して、もう一つ紹介します。
数多くのジブリ作品を手掛けたことで知られる日本を代表するアニメーション作家、宮崎駿監督は次のような名言を残しています。
面倒臭いなあ あ~面倒臭え 面倒臭えぞ
「面倒臭い」っていう自分の気持ちとの戦いなんだよ
世の中の大事なことって たいてい面倒臭いんだよ
一番はっきりしてるのは 恥ずかしいことしたくない
恥ずかしくない作品を作りたいっていう それが一番大きい
『終わらない人 宮﨑駿』より引用
宮崎駿監督は膨大な絵コンテを描くなかで、ずっと「面倒臭い」と言いながら作業しています。
気が遠くなるような作業ですが、一切妥協はしません。
この「世の中の大事なことはたいてい面倒臭い」という言葉から学べることがあります。
めんどくさいと感じることだからこそ、それは大事なことなので後回しにしてはいけないのです。
冒頭で上げましたが、難しいタスク、クレーム気質なお客様の対応、ミスした後の上司への報告、サボりがちな家事、夏休みの宿題はどれもめんどくさいです。
ですが放置したり後回しにしてはいけません、大事なことだからです。
こういったことを自ら率先してやれるかどうかで、仕事や生活の質が大きく変わってくるのではないでしょうか。
まとめ:めんどくさいことは自ら率先して取り組む
めんどくさいことを後回しにしない考え方「バッファロー理論」を紹介しました。
宮崎駿監督の言葉「世の中の大事なことはたいてい面倒臭い」にもあるように、めんどくさいことを乗り越えた先に、質の高い仕事や素晴らしいサービスにつながります。
そう考えると、僕たちはもっとめんどくさいことを率先してやるべきではないでしょうか。
めんどくさいと感じたときこそ、「バッファロー理論」を思い出して自ら向かっていきましょう。
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