話を聞く態度によっては話し手に悪い印象を与えるだけでなく、自分にとっても非常に「もったいない」ことをしている可能性があります。
普段の自分を見直してみましょう。
僕は会社では支社長という立場のため、自分の部下に対して仕事上のフィードバックをすることがあります。
別に上から偉そうに言うつもりは一切なく、たまたま僕が教える立場にいて、目の前の部下に少しでも役に立つかなと思ったことを話すようにしています。
ですが、なかには話す気も無くなるような部下や後輩がいたりするものです。
この記事では、そんなフィードバックすらしたく無くなるような残念な人の特徴と、それがその人にとってどれだけもったいないかについて紹介します。
逆に、上司や先輩から一切フィードバックをもらいたくないという人は、この記事に書いてあることを実行したら良いのかもしれませんw
仕事でフィードバックがもらえない残念な人の特徴
上司や先輩からフィードバックをもらうときに、下記のような態度を取ってないでしょうか。
- 話している人に体を向けない、目を合わせない
- 気持ちの良い返事をしない、空返事
- 一言目に「いや」「でも」「だって」と言って受け入れない
- わかってないのにわかったフリをする
- ふてくされる
聞き手に悪気があろうが無かろうが、上記のような聞く態度を取ってしまうと、話し手に悪い印象を与えます。
そうなると当然、話し手も気分悪いのでそんな人には積極的にフィードバックしようと思わなくなります。
なぜ聞く態度が悪くなってしまうのか
聞く態度が悪くなってしまう気持ちは非常にわかります。
いちいち細かいこと言われたくないですし、別に教えてほしいと頼んだわけでもない。
一方的に向こうから教えるって言われたからとりあえず聞いてる感じになりますよね。
なんなら、細かいこと言ってくる上司に対して「うざい」と感じるのもわかります。
ですが、その気持ちをコントロールせずにそのまま表に出してしまうと、本人にとって非常にもったいないことになる可能性があります。
聞き手にそんなつもりなくても、話し手がそう思ったらそう
そんな感じで聞いていたら「お前あまり話聞いてないでしょ」と言われ、「そんなことないですよ」ととりあえず言葉では否定はしますが、その態度は確実に話し手に伝わっています。
ただそう言われたということは、聞き手の雰囲気を受けて話し手がそう思ってしまったということなので、否定できるものではありません。
本人に悪気があっても無くても、そういう風に話し手に思わせてしまっている態度はいかがでしょうか。
これがもしお客様と営業マンの関係だったらどうでしょう。
営業マンはそんなつもり無いのに、お客様にそう思わせていたとしたら、恐いですよね。
そんなつもりないので、そう思わないでくださいってお客様に言えますかね、言えるわけないです。
なにが「もったいない」のか
話し手も悪意があって縛りつけて教えようというわけではないです、少なくとも僕はそう思っています。(なかにはそんな上司もいますが。。。)
教える立場と教わる立場なのであれば、クソ面白くなくても、知ってる内容だとしても、教えてくれる人に敬意をこめて「話聞いてますよ」という姿勢を見せることは大事です。
もし「めちゃくちゃ話聞いてます~!」という雰囲気を出しながら聞いてくれたら、話し手はどう思うでしょうか。
楽しいと思ってくれるし、聞き手にまた教えたいと思ってくれるはずです。
このまた教えたいの「また」の内容が、聞き手にとってすごく良い情報かもしれません。
ただ今日の聞く態度で雰囲気が悪く伝わってしまったら、次に良い情報があったときに教えたいと思うでしょうか。
そう考えると非常に「もったいない」ですよね。
だとしたら、自分が話を聞く態度はどうだったか見直し、思い当たるフシがあるのであれば今日から改めるべきだと思います。
まとめ:話し手がどう思うかを想像して話を聞く
仕事でフィードバックすらしたく無くなるような残念な人の特徴と、それがその人にとってどれだけもったいないかについて紹介しました。
だいぶ上司目線の内容にはなってしまいましたが。
聞き手がどう思っているかよりも、聞き手の雰囲気を受けて話し手がどう思うかを想像することが大事です。
セミナーとかその場限りで終わりの関係だったら良いですが、フィードバックくれるような人との関係は恐らくそうではないですからね。
僕自身も話を聞くときに相手に悪い印象を与えてしまっていないか、定期的に見直していきたいと思います。
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