仕事のやる気が出ないときの原因と解消法7選

仕事を長く続けていると、イマイチやる気が出なかったり、モチベーションが上がらないということは誰でも経験したことがあるのではないでしょうか。

このような気持の状態で仕事をしても生産性が悪いですし、周りの人にも悪影響を与えてしまうことにもなりかねませんので、早めに解消するべきです。

この記事では、仕事のやる気が出ないときの原因と解消法7選を紹介します。

仕事のやる気が出ない原因

人はどのような状況のときに、仕事のやる気が出ないと感じてしまうのでしょうか。

よくありがちな仕事のやる気が出ない原因を紹介します。

それぞれについて深掘りしていきます。

心身の疲れや過度なストレスがある

仕事が忙しすぎて休みが取れない、毎日遅い時間まで働くことによる睡眠不足など、肉体の疲労は仕事のパフォーマンスを著しく下げることになります。

それにより生活リズムが崩れたり、食生活の栄養バランスが偏ったりすると、体調にも影響が出てきてしまいます。

また厳しいノルマや高すぎる目標設定による過度なストレスを受け続けると、精神的にも消耗してしまい逆にモチベーションを下げてしまいかねません。

職場の人間関係が悪い

全ての人と上手く付き合えるわけではないので、人間関係の悩みは多かれ少なかれ誰もが抱いていると思います。

よくあるのが、直属の上司が嫌だったり、会社で尊敬できる先輩がいない場合などです。

また悩みやわからないことが気軽に相談できる人が社内に一人もいない環境もキツイですね。

こういった職場環境ではストレスも溜まりますし、仕事のやる気の低下につながります。

仕事内容がつまらない

毎日のように同じ作業ばかりを続けていたり、興味が湧かないサービスや業界で働いていると、どうしても前向きに仕事に取り組むのは難しいです。

最初の頃は覚えることも多いので良いかもしれませんが、慣れてきた頃には自分の成長を実感することができず、やりがいを感じることができなくなってしまいます。

また仕事のミスが多いと怒られることも増えますし、自分はこの仕事に合ってないんじゃないかと思い、仕事がつまらないと感じてしまいます。

給料が低い

やっている仕事量に対して給料が低いと感じると、著しくモチベーションが下がります。

成果に対して正当な評価や報酬が得られていない状況や、評価されたとしてもたいして給料が上がらず先が見えてしまっていると、何のために頑張って仕事をしているのかわかりません。

もしくはなかなか成果があげられずに、いつまでたっても評価されず給料が低いままで働き続けるのもキツイです。

今の仕事じゃなくても、他にもっと稼げる方法あるんじゃないかと思い、やる気の低下につながります。

プライベートでの悩みがある

プライベートでの悩みがあると、なかなか仕事に集中できません。

例えば家族の病気、恋人に振られた、借金があるなど、これらのプライベートでの悩みは職場で解決することができないことが多いです。

それだけに仕事中も気が散ってしまい、やる気を妨げる原因になります。

仕事のやる気が出ないときの解消法7選

仕事のやる気が出ない原因がわかったところで、その解消法を7つ紹介します。

それぞれについて深掘りしていきます。

1.信頼できる人や上司と面談する

信頼できる人や、上司にお願いして面談してもらいましょう。

仕事のやる気が出ないと悩みを話すだけでも、気持ちがスッキリするものです。

また自分の状況をよく知ってくれている人に相談することで、的確なアドバイスをもらうことができます。

上司としても、部下がやる気出ないで悩んでいるのを放置はしたくないはずです。

解決に向けて動いてくれたり、気分転換に新しい仕事やポジションを任せてくれるかもしれません。

注意すべきなのが、自分の状況をよく知らない友達などに相談しても具体的なアドバイスにつながらず、ただの愚痴になってしまう可能性があります。

相談する人は慎重に選びましょう。

2.明確な目標を決める

仕事のやる気が出ないのは、明確な目標が無いからではないでしょうか。

自分がワクワクできる目標を決めて、どうすれば達成できるのか具体的な動き方を決めましょう。

それが中長期的な目標であれば、毎月、毎週、毎日の行動目標にまで落とし込んだ方が行動に移しやすくなります。

また目標は直属の上司と一緒に決めることをお勧めします。

自分を評価するのは直属の上司だからです。

自分に期待されていることは何なのか、どうすれば成果が出せて評価されるようになるのかなども踏まえて目標設定をしていきましょう。

3.考えていることを紙に書き出す

自分が今なにを考えているのかを紙に書き出してみましょう。

頭の中で考えるだけではなく、紙に書き出すことが重要です。

紙に書くことで、自分の思考を客観的に見ることができるようになります。

また思考が整理され、新たな気付きを得ることも多いです。

紙に書き出す内容はシンプルに、まずは「なぜ仕事のやる気が出ないのか？」を思いつく限り書いていきます。（殴り書きで大丈夫です）

次に「これからどうするか？」を具体的なアクションとセットで書きましょう。

こうすることで、いま抱えている悩みや自分が何をすべきなのかが明確になり、次の行動に移しやすくなります。

4.将来について考える時間を作る

自分が将来どうなりたいのか、その理想像に近づける仕事ができているのであればやる気にもつながります。

何のために働くのか、なぜ今の仕事をしているのか、改めて自分が仕事をする目的を考える時間を作りましょう。

仕事をする目的は人によって様々です。

自分の成長のため、お金を稼ぐため、夢の実現のため、将来企業したいからそれまでの経験を積むためなど、他にもいろんな目的があるでしょう。

今の仕事が自分の目的に沿ったものであると気付くことができれば、やる気も湧いてくると思います。

夢や仕事の目的がわからないという方は、下記の記事も参考にしてみてください▼

5.本を読む

自分でやる気を高めることができれば良いのですが、ときには本の力を借りることでやる気が湧いてくることもあります。

自己啓発本やビジネス本を読んで、ポジティブな言葉や考え方をインプットしましょう。

世の中の成功者や偉人の言葉には力があるので、気持ちを前向きにさせてくれます。

まだやる気に満ち溢れていた頃の気持ちや情熱を思い出すきっかけになるかもしれません。

本を読まずに成功した人はいないというくらい、本には課題解決のためのヒントがたくさんありますのでおすすめです。

6.思い切って休む

思い切って仕事を休み、自分の好きなことをしてみましょう。

趣味に没頭する、旅行に行く、たくさん睡眠を取る、一人でぼーっとするなど何でも良いのですが、普段仕事をしていてなかなか着手できないことをする時間を作ることは気分転換になります。

一日休むだけでも気分が晴れてまたやる気を取り戻せたりするものです。

思い切って休むからには、会社や同僚に迷惑が掛かるんじゃないかとか、この日だけは仕事のことは一切気にする必要はありません。

会社や上司にとってもアナタが長く働き続けられることが大事なので、一日くらい休んだところでいくらでもカバーできるので大丈夫です。

7.転職する

ここまでいろんな解消法を紹介しましたが、全て試してもやる気が出ない場合は、転職を考えても良いかもしれません。

職場の人間関係や仕事内容に関しては、合う合わないは少なからずあります。

いまの環境で成果が出せていなかったとしても、他の仕事の方が活躍できるかもしれません。

日本は「長く継続することが正義」「途中で辞めるのは逃げ」という風潮がありますが、いまは転職することが当たり前の時代です。

違う職場を経験するということは比較できるようになるのでマイナスにはなりません、むしろ経験値が上がります。

転職活動することで、自分に合う仕事とは何なのかを見つめ直す機会になりますし、逆に今の環境の良さに気付いてやる気が上がるかもしれません。

転職を考えている方は、下記の記事も参考にしてみてください▼

まとめ：仕事のやる気が出ないのは誰にでもある

仕事のやる気が出ないときの原因と解消法7選を紹介しました。

仕事のやる気が出ないのは誰にでもあるので特別なことではありませんし、その原因も人それぞれです。

大事なのはやる気が出ない状態を長く続けずに、どうすれば解消できるのかを自分で知っておくことで元のパフォーマンスに戻ることができるようになります。

仕事へのモチベーションを維持できるように、今回紹介した解消法を参考にしてみてください。