相手が自分の思い通りに動いてくれくれなくてイライラする。
会社から思うように評価されなくてイライラする。
という悩みを解決します。
相手が自分の思い通りに動いてくれくれなかったり、会社から思うように評価されなかったりすることって良くありますよね。
そんな上手くいかない状況にイライラしてしまうことも多いと思います。
自分がイライラしても状況が好転するわけではありませんが、わかっていてもストレスを感じてしまうのが人間です。
この記事では、他人は変えられないしコントロールできないという話と、上司や部下にイライラしない方法についてまとめます。
他人は変えられないしコントロールできない
他人を変えることはできませんし、コントロールすることもできません。
自分以外は赤の他人であり、そもそもこれまでの生き方も環境も価値観も全部違うからです。
自分とは違った考えや価値観を持っていて当然ですし、だからこそ自分の思い通りに相手が動いてくれなくて当たり前です。
こちらからどんな言葉を投げかけても、最後に選択したり決断するのは相手です。
ですが、僕たちは無意識に他人をコントロールしようとしてしまいがちです。
例えば、相手の考え方を否定したり、逆に自分の考えを相手に押しつけようとしたりする行為がまさにそうです。
そして自分の思い通りにならないときにイライラしてしまいます。
常に「自分は正しい」「自分は悪くない」と思っているからです。
他人をコントロールしようとしている限り、人間関係のストレスが消えることはありません。
他人は変えられないが自分は変われる
他人をコントロールできないのであれば、自分が変われば良いのです。
他人に対してイライラしなくても済むように、自分の捉え方や考え方を変えるしかありません。
相手が自分の思い通りに動いてくれなかったとしても「そういう人なんだ」と諦めれば自分がラクになります。
自分だけが正しいと思わずに、人は人と認めることで、自分とは違う考え方も受け入れることができます。
じゃあ全部諦めて何でも受け入れれば良いのかというと、そういうわけではありません。
自分の考えを相手に伝えることはできます。
伝えたうえで、相手がどう捉えるかは相手の自由です、強制することはできません。
逆に言えば、自分の考えを相手に合わせる必要も無いということです。
他人を変えたいとか、自分の色に染めようとはせずに「みんな違って、みんな良い」と考えることができればイライラもしなくなると思います。
なぜ上司や部下にイライラするのか
上司や部下にイライラする状況として、例えば下記のような状況があります。
- 自分は頑張っているのに、会社や上司が評価してくれない
- 会社の改善のための提案をしているのに、上司が動いてくれない
- 何度も注意しているのに、部下が同じミスを繰り返す
- ミスをした部下を注意したのに、感謝や謝罪の言葉が返ってこない
いずれの状況もきっと本人は「自分は正しい」「自分は悪くない」と思っているでしょう。
ですがいくら会社や上司に主張しても、部下をマネジメントしようとしても、最終的に何が正しいのか選択するのは相手になります。
それをこちらがコントロールすることはできないのです。
上司や部下にイライラしない方法
ここまで他人は変えられないが、自分は変わることができるという話をしてきました。
それを踏まえたうえで、上記であげた上司や部下にイライラする状況に対して、自分はどのようにすれば良いのか僕なりに考えてみました。
自分は頑張っているのに、会社や上司が評価してくれない
会社からの評価を気にするだけ無駄です。
人は周りから良く思われたいと考えてしまいますが、他人をコントロールできない以上、自分に対して周りがどう評価しようと自由です。
自分の評価を気にする暇があったら、自分ができることを一生懸命やるしかありません。
なぜ評価されないのかわからない場合は、上司にフィードバックをもらいに行きます。
その通りに動いてもなかなか評価されない場合は、転職するなどして環境を変えてみるのも一つの手です。
今の環境に固執する必要は無く、もっと評価されやすい、自分に合った環境が他にあるかもしれません。
会社の改善のための提案をしているのに、上司が動いてくれない
その上司が動いてくれないのには、何か理由があるのかもしれません。
タイミング的に今じゃないのか、そもそも提案内容にダメなところがあるのか、まずは上司に直接聞いてみるところからです。
またその上司が「良いね!」と言ってるのに動いてくれないのであれば、動かない上司は諦めて、他の方法で会社にあげることを考えてみます。
別の上司に相談してみたり、自分の案に賛同してくれる仲間を増やして複数人で意見を上げてみるのも良いと思います。
何度も注意しているのに、部下が同じミスを繰り返す
何度注意してもダメなら、ミスが起こらないような仕組みを作って解決します。
例えば、他の人が事前にチェックするフローにしたり、そもそもその作業をその部下がやらなくて良いようにするとかです。
人間なので誰でもミスはしますし、先天的な能力の違いもありますので覚えが早い遅い、得意不得意は人によります。
適材適所になるような業務フローや人員配置にするなどの仕組みで解決できます。
ミスをした部下を注意したのに、感謝や謝罪の言葉が返ってこない
なぜこれでイライラするかというと、自分が優位に立ちたかったり気持ちよくなりたいだけです。
そう考えれば、感謝や謝罪なんて言われなくてもどうでも良くなります。
他人に過度な期待をするだけ無意味です、「そういう人なんだ」と思って諦めましょう。
ですが部下の今後ためにもどうしても変えてあげたいと思うのであれば「自分はこうした方が良いと思うよ」と伝えることはできます。
後は部下が変わってくれるのを待つしかないです。
まとめ:上司や部下にイライラせず、自分ができることを精一杯やる
他人は変えられないしコントロールできないという話と、上司や部下にイライラしない方法についてまとめました。
上司や部下だけでなく、友達や家族にも同じことは言えると思います。
他人を変えることに執着するのではなく、自分ができることを精一杯やりましょう。
それでどう感じるかは相手次第ですが、精一杯やっている人のことは必ず誰か見てくれています。
僕も会社では上司や部下に対してイライラしてしまうことがよくありますし、部下に対してはたまには叱責して自分の価値観を押しつけようとばかりしていました。
ですが他人は変えられないと思うようになってからは、少し気持ちがラクになりました。
他人に振り回される人生なんて嫌ですからね、全ては自分の捉え方次第です。
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